2010年2月14日

刀剣博物館



「刀剣博物館」 

初台駅から5分くらいの場所にあります。裏路地なのでちょっと迷いましたが、案内板あったので助かりましたぁ!
ここは日本美術刀剣保存協会というグループが収集している作品の一部が展示されています。内部は一室でこじんまりとしていますが、置いてあるものは国宝も含め、つい見とれてしまうような名刀がズラリ。もはや武器ではなく伝統工芸としての日本刀の価値があります。同じように見える刀も、細かく見るとやはり違いがいろいろあって面白い。
こうやって考えると当時から現代で言うブランドみたいなものがあったのかもしれません。いい刀を持っていても本当は使いこなせなければ意味がないものなんでしょうが、実際、完成度の高い刀は献上品に使われたり一般の収集家の手に渡ったりと当時から一度も使われる事無く保存されていたものも多いようです。

しかし奥が深いよなー。研磨の際、石をいくつも使い分けて鎬(しのぎ)の部分を作り出しているところには日本人らしさを少し感じました。今でも磨くのが好きな日本人が多いと思うのは私だけ?

当時は刀と一緒に心も磨いていたんだとか。うーん勉強になりました。