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2011年4月5日

久しぶりに建築

常滑の市民体育館。
古いけどかなりカッコイー!
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2010年12月23日

思い出の校舎 その2

ひさびさに大学に行きました。当たり前のように過ごした場所でしたが、建築の目から見るのは初めてかもしれません。
A・レイモンドの作品としては大規模のものだったみたい。改めて建物をみると確かにかっこいい校舎だったと思う。


メインストリートとか呼ばれてたけど、基本的にこの通路しかなかったような気がする。外国から来た学生がよくこのあたりを歩いてて、確かに国際的な大学だったのかなぁと今頃になって実感。


ここの作品はコンクリートにオレンジを合わせて統一されてるようです。群馬県の高崎にある音楽堂もそっくりなものでした。新しく校舎ができていましたが、このデザインを崩さないようにしてるみたいですね。


今日は自分たち以外はほとんど誰もいませんでした。校舎は誰もいないのほうが写真としてはいいですね。 


このオブジェはいろんな意味が作品のようですが何を意味しているのか未だにわからないです。


このランドスケープは個人的に好きです。あえて道をくねらせているんだと思った。


ここにもオブジェがありました。学生は一度はみたことありますね。いろんな事があって今の自分があるのかなぁと。

年末にたそがれてみて来年からまた頑張ろうと思った。






ちなみにこれが高崎にある音楽堂。コンクリート建築はやっぱり好きだなぁ。

内部もそっくりですね。学生限定の記事になってしまった。

2010年7月8日

伊勢



 今日はお伊勢参り。日本人が古くから大事にしている場所なら日本人として行くべきところかな。何度も来た事あるけど、ここはいろんな事考えることができて楽しい。
 伊勢神宮には皇祖の天照大神と五穀豊穣の豊受大神が祀られている。言い伝えによれば内宮は前4世紀、下宮は5世紀頃からあったらしい。でも一般に「お伊勢参り」に人気がでたのは江戸時代後期と言われてて、これには封建的抑圧から解放されたある種のレジャー、もしくは巡礼の癒しの場として活況を得たのが原因のようだ。ある資料によれば1705年に全人口の14%近くが訪れたというから驚きだ。


 と言っても史跡巡りの知的好奇心というものは最初のうちだけで、すぐに他の事に興味がわいてしまうものだ。カメラ片手にこういう天気の日に木造建物をきれいに映すのはどうすればいいんだろうとか、緑を浮かび上がらせるにはどうすればいいんだろうとか、そんなことばっかりしてパシャパシャとシャッターを切る。
 

 平日なのに天気が良いせいなのか、駐車場もすぐに満車になった。裏路地の川沿いをゆっくり歩いてみる。ここは人通りが少ないのでとっても良い。そのかわりすごく暑かった。
  

 暑すぎて一休み。川は前日の雨で濁っていたけどすごくきれいだ。ここに神社を作ろうとする理由がすこしわかった気がする。きれいな場所は残しておきたいってそう思うでしょ?

 
 子供も沢山来てた。皆さんご利益がありますように。

 
 そういえば日本建築で神社は外せない分野だ。とくに伊勢神宮は20年ごとに新しく立て替えるという伝統を奈良時代から続けているのはよく知られているところである。しかもその構造等がほとんど変わっていないというから凄い。まさにここは昔の建築の技術を今に伝える重要な建物群になっている。伝統を守り続ける事程難しいものはないと思うな。本当に素晴らしいと思う。


 
 諸説によるとおかげ参りが流行った理由として、江戸時代後期には各地の豪商や農民の経済的実力が向上していた事も背景にあるとか。確かに交通手段が乏しかった当時に江戸や大阪からここにくるのは経済的なゆとりが必要だったと思う。それにしても大変だっただろうに。旅には色んな理由があるにせよ、こういうゆとりというものがあって楽しむのがいいのかもしれない。

 日のあたり具合がよかった。いいカメラ持っている人が真剣に何枚も撮っていたので、真似して撮ってみた。誰かさんのブログでそっくりな写真があったらごめんなさいw

 なんでもおいしかったおかげ横町のお店。個人的には始めに注文したかつおの塩辛。あっと写真に写ってないや。今日は運転なのでビールはお預け。せっかくなのでがっつり食べてしまった。また太ってしまう・・・。

 
 昼間に飲むと結局こういうことになる。

 
 赤福のかき氷。夏になるとやっぱりこれが食べたくなる。そしてうまい。中には白玉と赤福が入っている。赤福好きにはたまらない味だと思う。


 神宮参拝とおかげ横町巡り。2つそろってお伊勢参りなんでしょうね。また行きたい。

2010年2月14日

新国立劇場



 ひさびさに建築の写真。といってもいつもベタな作品ばかりでごめんなさい。取り上げるまでもないかもしれませんが初台にある新国立劇場。オペラがよく行われいてとても有名ですね。

 1997年竣工。建築はあの東京都現代美術館も手がけている柳澤孝彦氏。彼はこの作品の後に独立したようです。
 
 本日は「ジークフリード」公演日だったようです。一度は見に行きたい作品ですがやはりいい席は売り切れですね。劇場の内部もみたいから早いところ誰かを誘っていきたいところです。


 場所によって写真が禁じられているのがよくわからないなー。


2009年11月3日

dentu本社ビル


 日本にある建築で今のところ一番好きなビルです。フランスの建築家ジャン・ヌベールの作品。(2005年)かなり有名なので説明不要だと思います。今日初めて近くまできたので写真撮れてよかった。
 まるで空を削り取るようなデザイン、個人的にこの角度からみるのがいいですね。今日は天気がよかったので、本当にビルがデザイン画のように見えました。外壁も他にはない色を使っているので目立ちます。堂々としてるというか、突き通しているというか、なんだかこのビルからでも存在感を主張する社風を感じてしまいましたねw



 汐留はとっても綺麗な街ですが、この辺りもビルが風をさえぎってしまって、いわゆるヒートアイランド現象というものが見られるようです。一つのビルだけじゃなくて都市と開発地域全体の景観を考える事もこれからの建築の重要課題ですね。かっこいい東京をもっともっと作って欲しいな。


2009年10月11日

明日館


「自由学園・明日館」

 1921年、羽仁もと子の創設である自由学園。ここは帝国ホテルで有名なライト氏の作品として重要文化財に指定されています。池袋メトロポリタン出口から目白方面に歩いて5~7分くらい。少し入り組んだ住宅地のなかにひときわ目立つ建築がありました。
 外見と周囲の回廊、そして内部の食堂と教室は西洋の女子修道院を思わせるような構造になっていました。詳しくは分かりませんが、全体的な雰囲気として設立者のキリスト教精神に基づく教育理念を汲み取れる建築でした。

 建物は木造。外観フォルムはシンプルな直線で構成されていますが、窓枠はライト特有の幾何学模様が対照的で素晴らしい。建築好きな人には、何度も見てしまう箇所があると思います。写真はsnap2に少し載せておきました。是非見てみてください。

 少人数制の学園だったのか、学校としては小さな敷地です。現在は結婚式場としても人気があるそうです。確かに言われてみれば式場みたいですね。イベントが行われている間は見学ができなくなるようなのでホームページでチェックしてほしいとのこと。



2009年10月4日

六義園

 「六義園」 
 
 天気もよかったので、駒込まで歩いて六義園に。しかし広いなぁ。以前も書きましたが、都心で公園というは非常に重要な場所なんです。なにせお店で座るだけでお金がどんどん減っていくような場所ですから、僕みたいな貧乏人にとってはこういう場所が一番落ち着きます。
 できれば御苑みたいなごろんと寝転んで本を読んだりできればいいんですが、史跡ではさすがにそういうのは無理。だからこういうときは隅から隅まで廻ってひたすら豆知識を増やすことに専念するか、あとはひたすら写真撮るのみw
 
 で撮った写真はsnap 2 に加えておきます。まだまだスキルが追いついてないけど写真の練習にはちょうどいい場所でした。今日も写真撮ってる人多かったけど、紅葉に近づくとさらに増えるんだろうな。アングルを真似てみたり。勉強勉強。
 
 

旧古河庭園

「旧古河庭園」

 今日まで天気が良いということで、写真を撮りに行きました。人ごみを避けてあえて史跡巡りへ。今回はコンクリートではないですが、日本建築の中では見るべき作品だと思い、旧古河庭園に出かけました。
 
 ここはもともとは陸奥宗光の所有する敷地でしたが、後に古河氏が引き取り開拓した場所と言われています。入口から入ってすぐ見える洋館は明治に活躍したコンネル氏の作品。一方奥に広がる庭園の作庭は小川治兵衛が行っており、和洋折衷空間を表現した非常に価値の高い文化遺産となっています。
 
 今日はちょうど結婚式が行われていたので内部をジロジロ覗くわけにもいかず外壁とフォルムを眺めるだけでしたが、とてもきれいで素晴らしい建物でした。当時としては(現在でもそうですが)さぞかし珍しい建物であったことに違いありません。洋館の前に広がる日本庭園も歩きましたが、滝を石で表現した箇所もあったりして奥深さを感じました。

 他の文化を受け入れ、自分の文化を残す。ある学者によれば、この二つの文化の共存は平城京の建築から既に見られているそうです。それが良いか悪いかは別にして、この庭園から激動の明治時代を少し感じ取る事ができたような気がしました。

 ちなみに入場料は150円。上中里から5分くらいで着きました。うーん。花が咲いてなかったのがちょっと残念。もっと咲いたらまた来ようかなw

2009年9月13日

丸の内ブリックスクエア



 先日オープンした丸の内ブリックスクエアに行きました。三菱地所さんの空間利用には、毎度はっとさせられるのですが、今回は小スペースに見事な洋風庭園を完成させていて、またも見入ってしまいました。

 特にエコ?というか都市とグリーンの共存という次世代的なテーマが自然に感じられてやっぱり今までにないコンセプトで建築が行われたんだなと思いました。今日は休日ということもあって、家族づれ含めすごい人。平日になればオフィス街の人が休憩に集まる場所としてまた違った景色がみられるのかもしれませんね。いずれにせよ両者にとって非常に快適な空間だと思いますし、こういうスペースが都内の各所でみられると街がどんどん面白くなっていくような気がしました。

 お店もいくつかありましたが、かなり混んでいたので入っていません。また時間があるときにゆっくりお茶でもしようかと思います。でも敷地内は絶対禁煙だろうな・・・。

 今後も丸の内付近のさらなる発展に期待!東京駅の完成が待ち遠しい!



2009年9月8日

西口


 西口は久々に歩きました。久々に歩いて思ったのは、やっぱりこのビル群に圧倒されてしまうことです。怪しく光るビルの部屋の電気。街頭。そして人の波。これらが映し出すものに、何か不気味な芸術を感じてしまいます。ふと立ち止まってシャッターを切ってみました。
 
 それにしてもオフィスビル群は不思議です。この部屋一つ一つに人間の仕事という営みが凝縮されてて、夜になるともぬけの殻。休日にはほとんど人もいなくなって、本当に寂しいゴーストタウンになってしまいます。多くの人が感じているところなんだろうけど、人間の働くって行動は不思議なことですね。

 今となっては西口は正直言って街全体がなんとなく古臭いw確かに数軒新しいビルができてるんだけど、ここが開発された時は環境的な都市計画とかそういうコンセプトがない時代だったんだなぁと漠然と感じてしまいました。

 歩けばすぐにわかると思いますが風の通り道が少ないのでビル下では吹き荒れています。確かに無造作に作ったのがかっこいい!!という人も多かもしれません。でもここは複雑な通りや、一貫性のない建物とか色々、後の都市計画の反省材料を多く含んでいる事は多くしられているところです。
 
 あっとちょっとダメ出しみたいでこれ以上書くのやめときます。あくまでも個人の感想なので、この街が好きな方には失礼いたしました。



2009年9月5日

空間パフォーマンス in 東京カテドラル


 「SOFT ARCHITECTURE @St.Mary's Cathedral ,Tokyo」

 東京カテドラルのイベントに行ってきました。ここは建築家丹下健三氏の作品として言わずと知れた場所ですが、本日イベントがあると知人から聞き一緒に参加してきました。
 イベントでは地下聖堂に建設時の写真とエピソードが歴史を追って紹介されていたり、「空間パフォーマンス」と題されたパイプオルガンの音色とLEDによる光の祭典が行われました。

 入場料の安さ(大人1000円)と開演開始後にも入場が可能だった為本当にたくさんの方が訪れていました。さすがに3時間もいることはできませんでしたが、コンクリートの輝きが創り出す幻想的な空間に多くの人が魅了されていたように思います。

 建築のことはよく分からないのですが、そんな知識がなくても本当にすごい場所です。残念ながら撮影禁止だったので、ブログでは内部を紹介できません。しかしここは実際に多くの人が訪れてほしい場所だと思いました。フォトグラファーにも人気がありますし。失礼な言い方ですが「教会」という概念を外しても美しい建物だと思いました。

 今日でイベントは終わってしまいましたが、また機会があればまた見に行きたいと思います。
やっぱりコンクリートはいいなぁ。


 偶然にも建築家の高橋靗一さんともお会いしました。恥ずかしながらこの方が建築でかなり有名な方である事をしらず、タバコを吸いながら開演前に暫くお話をしていて、別れ際に名刺を頂いたのですが家に帰ってから調べてみるとびっくり。

 何も知らない自分に日本の有名な建築を丁寧に教えてくれたので本当に嬉しかったです。話聞くとやっぱり奥が深い。もっと建築に詳しくならないと本当の良さはわからないと実感です。休みが取れたら紹介して頂いた大阪芸大に必ず行かなくては。

本当にありがとうございました。




2009年8月29日

巨匠





「国立西洋美術館」ル・コルビュジエ

 説明不要かもしれません。唯一国内で存在する彼の作品だそうです。何度も訪れたことのある場所ですが、改めて建物を見に行きました。というかここがそんなすごい場所だという事は最近まで知らなかったんでね。

 コルビュジエ展は8月いっぱいで終了です。ぎりぎり間に合いました。展示物は初期構想の設計図とか来日した経緯とか、サヴォワ邸との対比があったり、初心者にも非常によい内容でした。まぁ作品自体はいつでも見れるのでよかったんだけどね。

 内部もすごい。写真撮影禁止なのが残念。じっくりみると確かに機能的で、どこを見ても本当にいい絵になる。「そこの角を曲がるとどうなってるんだろぉ~」みたいな感じでわくわくしながら歩くと、面白かった。特にスロープとかもなんというか、洗練された直線というか元祖ユニバーサルデザインという感じかな。つい立ち止まって眺めてしまった。とにかく見方が変わるとモノというものはよく見えてくる。
 確かにこういう建築は日本中探しても少ないだろう。彼の作品はモダニズム建築のお手本とも言われているようだが、そのお手本はまぎれもなく異彩を放っている。最近では維持費の問題から巨大コンクリート建築はほとんど造られなくなったし、東京都がこうしてきれいに保存しているという意味でも、確かに世界遺産指定にすべきものかもしれない。

 歴史的な事を言うと、実は戦後に松方氏のコレクションの一部はフランスの戦利品として没収されていたようです。それを取り戻すという意味でもフランスの巨匠を招いて美術館を建設するということは重要な意味を持っていました。彼が育てた日本人の弟子達もこの建築に携わった事で有名になったようですし、色々な意味で日本の現代建築史には外せない作品ですね。

うーん。建築は奥が深い。俺は建物の写真撮るのが好きなだけなんだけどねー。


 あとはサヴォワ邸とロンシャン。ぜったい見たい作品。お金貯めるぞー。