2010年12月11日

雑記

子供と接してて思った事

今子供に話している事は彼らが大人になったら大半は忘れてしまうという事実があって、
そんななかでも大切な事一つでも覚えて欲しいと思ってる。

子供の君へ

「勉強ができなくったって生きていけるよ。
テストができなくても『他の所で何か一生懸命やれば』いいんだよ。」

だって結局は残らないんだもん。
勉強もスポーツもやらなくなったらほとんど忘れるよ。
友達と遊んだ事だって、先生と話した事だって、
その内容が後の人生に関係あることはほんの一部。

残るのは自分が『何かを一生懸命やった!という気持ち』
ただそれだけだと思う。
つらい時に役に立つのはその経験だよ。その自信があれば大抵の事はうまくいくと思うな。

生きる力ってのは自信がなくなった時に「自分が頑張った事」を思い出す事ができることでもあるよ。

大人の君へ

今までの出来事を大人になって『たまたま』『なんとなく』『ふつーに』できただけなんてエゴは言わないで。

なぜかって?
君がそんな気持ちになっているのは、きっと『誰か』が君を認めてくれていたからなんだ。

その『誰か』が友達だったり、親だったりするんだろうけど。
もう顔も思い出せない『誰か』がほかにもたくさんいて、もう決して思い出せないあなたを肯定するサポーターがいたはず。
色々探して見て。たぶん思い出せないと思うけどね。

「先生」である自分もその思い出せない「誰か」でありたい。今はそんな気持ち。
自分にとって決して思い出せない「誰か」、忘れてしまった「誰か」
そんな人物を今でもたまに詮索してる。

とりあえずその方々には感謝しなくてはいけないのかなぁと。
いつか思い出すんだろうか。

穴井