2020年8月23日

雑記

今後の動きについて様々な意見がでているが・・・。僕も色々書きたい。

僕自身は,コロナが収束してまたいつものような活動が戻ってくるとは思えない。そもそも人類が感染症対策というものを行わないまま文明を発展させてきたことが大きく世界を狂わせたと思う。だが今回はそれに気付いてしまった。そんな感じだ。

ソーシャルディスタンスという概念は経済のしくみそのものも変えてしまったと思う。例えば観客が必要なスポーツやコンサートなどの興行を一つとっても,会場そのものが感染症対策として作られていない。観客を最低一席分間隔を開けたとして,単純計算で売り上げは半分となる。今後そのような形で行っていくためには,現状の価格設定では継続することは難しい。

 ならば値段を倍にすればと考えるが,そこにその芸術性の価値が問われることになるだろう。値段の2倍は価値の2倍になるのか,そもそも高額になったチケットを購入するのだろうか・・・。

 10年後を考えよう。今後は感染症拡大防止対策の施設が作られていくだろうし,感染症のリスクを最小限に抑えたものだけがビジネスとして存続していくのではないだろうか。いつまでもいずれ収まるだろうの考えは通用しないと思う。このコロナ問題の長期化は開きかけたパンドラの箱をさらに大きく開いてしまったのではないだろうか。

働き方も大きく変わる。仕事を家に持ち込まないという考えのもとで,家庭での仕事環境ができていない人々もそうは言ってはいられなくなるだろう。

10年後を見据えて,早く動き出した企業,人が勝ち残っていくのだろうか。それとも・・・