2009年9月3日

こだわり


 人にはこだわりがあると思います。ある人によると、これは人間の個人意識を防衛する一つの表現だそうです。もちろん必然的なのですが。

 自分で決めたもの、まぁ「なんとなく~」とか「流されて~」とか色々あるけれど、そういう理由に関してははあんまり興味はありません。納得とか理解なんてむしろしてほしくない趣味とか考え。そういうのが人間には一つや二つあってもいいと思います。

 今日は僕自身が持ってる、ある意味僻(へき)のようなこだわりを紹介しようと思います。

 最近は紙ジャケをよく買います。というかそれしか目に入りません。しかも再販期間切れで返品せずに不動在庫になっている商品を狙ってます。前述したようにこだわりに理由は興味がないなんて言ってしまいましたが、それが必要な人の為に必要最低限の事を書こうと思います。

「安い」

 紙ジャケの良さを知ったのは、以前レコード店で働いていた時です。安売りセールをすると必ず紙ジャケの商品が消えていくので、不思議に思ったのがきっかけでした。マニアックなCDはより破格になります。モノによっては200円くらいになってるのもあり、一世を風靡したアイドルの売れ残りと一緒に店頭のセールコーナーに並んだりします。
 働いていた店では何故か紙ジャケを集めるお客さんがいて、気になって自分もはじめて見たのがきっかけです。ジャケットを手にとって色んな事を考える。曲の雰囲気はどんなんだろ?とか写真が部屋にあいそう?とかそんな程度ですがw
 もはや楽曲なんて携帯で購入する事ができる時代です。そうCDは現物なんです。聞かなくなれば棚にホコリまみれになって並んでることもあんですよね。でもそれってなんかかわいそう。聞かなくなってもせめて飾って置きたいと思ってて、それだったら絵になる紙ジャケがいいなって思うようになりました。

 何が絵になる?まぁ手に取ればわかる人はわかると思います。というかわかる人だけでいいんですwまぁそういうのが本当のこだわりかなぁ。